同じ悩みでぐるぐる「認知のねじれ現象」を解消する

同じ悩みでぐるぐる「認知のねじれ現象」を解消する2

こんにちは、40歳から生き方を根本的に変えたい方のコーチ、有賀透子(@arugatoko)です。

皆さんは、このような経験はありませんでしょうか?

健康やダイエットのために、毎日1時間ほど早く起きて、ヨガやストレッチをして、すっきりして仕事に行きたいのに、目覚ましがなって一度は目を覚ますものの、もう少しおふとんの中でゆっくりしたい。うとうと。気がついたら、いつもの時間の目覚ましで起こされ、今日もストレッチができなかった・・・。

「私はやりたいことを選べない人なんだ・・・」と深刻に悩んでいる。

「願えば叶うエイブラハムの教え」とか「7つの習慣」とか「思考は現実化する」などのとても有名な自己啓発本を読んだり、色々なセミナーに参加したり、グループプログラムを受けて、その時は「分かった!私は変わる!」とか、モチベーションが上がるのに、2,3日すると、いつも通りの私にがっかり・・・・。

「頭では分かっているのに、変えられない・・・」とがっかりを繰り返したり。

今日は、このように「やりたいことができない」と同じ悩みをずーっと抱えていて、自分ではどうやって解決したらいいのか分からない。から脱却する方法をお伝えします。

先にこんなお悩みの原因をお伝えすると、これは「認知のねじれ現象」です。この解消法は、認知のねじれをなくすだけですぐに解決できます。

認知のねじれ現象がなくなると、びっくりするぐらい頭がスッキリして、現実的な対策がとれるようになります。

コーチングのセッション中では、お客様がの顔色がパッと明るくなるのがZOOM越しでも分かるくらい。

憑き物が落ちた感じでスッキリ

認知のねじれは現実に対する誤解

認知のねじれと私が名付けているのは、「現実に対する認識を誤解」していることです。

典型的なのは、こんな悩みです。

例えば

  • やりたいのに、できない
  • やりたいことを選べない
  • 頭じゃ分かっているのに、やめられない
  • すぐできるのに、できない
  • 変わりたいのに、変われない

​​​​​​​​​​​​​​このようなことを数ヶ月、場合によっては、数年も同じことで悩んでいるのであれば、それは脳が「認知のねじれ」を起こしています。

ねじれ状態が長く続くと、自分では解決方法が分からなくて、困っていたり、フラストレーションが溜まって、自己肯定感がどんどん下がることよくあります。

でもご安心ください。

この認知のねじれは、気がつくと一瞬で解決して、現実が動き出します。

認知のねじれとは

認知のねじれを見つける方法

認知のねじれは、私も起こすことがありますし、プロのライフコーチも気が付かずにハマっていることもよくあります。

今でも、コーチングを受けて自分が気が付かない「ねじれの盲点」に気がつくと毎回ビックリします。だからこそ、常にコーチをつけてコーチングを受け続けています。

これはとても不思議なのですが、コーチでも自分では気が付かないのが「認知のねじれ」。

コーチングでは、まず「認知のねじれ」に気がついてもらい、きちんと現実を認識しなおすことからはじめます。

もしご自分でされるのであれば、認知のねじれの悩みを紙に書いてみてください

「やりたい」のに「できない」
「やりたいこと」を「選べない」

です。

前半と後半があっていないのが分かるでしょうか?

では、ねじれをなくしてみましょう。

後半を変えてねじれをなくします。

「やりたい」から「やる」
「やりたいこと」を「選ぶ」

ですね。

今度は、前半を変えてねじれをなくします。

「やりたくない」から「できない」(やりたくないから、やらない)
「やりたくない」ことを「選べない」(やりたくないから、選ばない)

ねじれがなくなると、とても自然な状態になるのがわかるでしょうか?

認知のねじれを見つける方法

現実はねじれていない

ここからは、ライフコーチのように、自分の思考を客観的に観察するトレーニングを受けている方は、ご自身でもできると思います。もし、ご自身では納得できない人は、今はそのままにしておいてください。

どうしても気になる方は、ライフコーチなど思考の整理のプロの手をかりるのをおすすめします。

問題は、3つのパターンのうち、どれがより真実を現しているか?

  1. 「やりたい」のに「できない」
  2. 「やりたい」から「やる」
  3. 「やりたくない」から「できない」(やりたくないから、やらない)

ほぼ100%のケースで3が真実です。

というと、「いえ私は本当にやりたいと思っています。」と言われる人もいらっしゃると思います。

確かに、普段は「やりたい」と思っているでしょう。例えば、朝活でヨガをやりたい、ストレッチをしたい。

でも、やる、やらないを決めた瞬間はどうでしょう?

朝、布団の中で目が覚めた、その瞬間は「もっと寝ていたい」「朝、起きたくない」「ヨガをしたくない」そんなことを考えたのではないでしょうか?

だから、やらなかった。

そうです。やりたくないから、やらなかった。だけです。

認知のねじれを解消すためにとても大切なことは、自分にとってはちょっと都合の悪い事実を認めることなのです。

現実はねじれていない

認知のねじれからの脱却

やりたくないから、やらなかった。

これが現実だと分かり、しっかりと現実として受け入れること。

現実は、何も不思議なことは起きていないんです。とても当たり前のことが起きている。

認知のねじれの問題は「認知」にあります。現実的には何の問題も生じていないんです。だから、気がつくと一瞬で解決します。

自分の「脳」が作った架空の問題に、自分で何ヶ月も悩んでいる状態。これで人生が停滞するのは、とてももったいないことだと思いませんか?

でも、「やりたくないから、やらなかった」ままでは、いつまでもヨガやストレッチができる自分にはならない。

そうです。

何もしないで、ヨガやストレッチを毎朝やる人にスルスルと自然に変わることは、ないのです。

朝ヨガやストレッチをするには、眠たくても起きてストレッチをしたくなるような、ストレッチをやる理由がとても大切。

なんとなくではできるようにならないので、明確な目的をもったり、ご褒美をつくったり、あれこれと手を変え、品を変え、工夫をしながら「やる」ことが習慣になり初めて「やる人」へ変わります。

やはり「行動」を変えるのは、最終的に自分。

やりたくないから、やっていないだけ。という現実を受け入れて、やる人になるために行動を変えていく。

できるだけ早く「認知のねじれ現象」から抜け出して、現実的な問題を解決するステージへ進んで、リアルに今を楽しむような人生を送ってほしいと思います。

認知のねじれ現象を起こしているかも?と思う方は、一瞬で問題が解決するのでぜひご覧ください。

Youtubeです。30分ほどの動画です。

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この記事を書いた人

40歳から人生を変えたい人のためのライフコーチ。「私はもっとデキるはず」とずっと感じている人が、自分に自信を持ち、生きることができるはずのもう一つの人生を現実にする。ライフコーチ専門のビジネススクールCoach Joy School主催。The Life Coach School 認定マスターライフコーチ。元遺伝子編集研究者の理系女子。コーチングは愛❤頭・心・体・魂の一体感を大切にしています。

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