Ep #110: ジャッジメントと上手に付き合う方法

ジャッジメントとの付き合い方

ジャッジメントはあなたを孤独にする

私が最近メンターコーチから言われて、胸にドスンと響いた言葉です。

目次

ジャッジメントを手放すことは難しい

ジャッジメントを手放しましょう。ってよく聞くけど、そもそもジャッジメントをしていることにほとんど気がついてなかったです

クライアント様と一緒にジャッジメントのワークをすると、必ず言われることの一つが「自分のジャッジメント」に気がついていなかった。ということ。

そうなんです。

自分がどれだけジャッジをしているのか、普通は気が付かないです。

なぜなら、脳は「私は正しい」と主張しまくるから。自分が考えたことがオカシイと思う人の方が稀少です。

私は間違っていない。悪いのは〇〇(親でも、夫でも、子どもでも、友達でも、通行人でも、環境でも)

と1ミリも疑うこと無く、日々判断(ジャッジ)しているから。

そんなジャッジメントをもっていると、冒頭の言葉のように知らず、知らずのうちに「孤独」になっていきます。

今回のポッドキャストでは、そんな扱いにくいけれど、もし本当の自由を手に入れたい人は、人生のどこかで向き合うことになるジャッジメントの話です。

ポッドキャストはこちらからお聞き下さい👉

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Ep #110: ジャッジメント上手な付き合い方 by ライフコーチによるビジネス&コーチングポッドキャスト|コ... ジャッジメントと向き合うことは、気持ちよい体験ではないのですが、その先にある本当の自由のためには、意味のある経験だと思います。これからジャッジメントと向き合う方...

ジャッジメントは気分が悪い

でも一旦ジャッジメントに気がつくと今度は逆に

こんなに私はジャッジメントをしているのか🙈🙈🙈」

と、かなり、相当気持ち悪くなります。

なので、慣れていない人は必ずプロのライフコーチと一緒にワークをすることを強くオススメします。

なぜかと言うと、それまで「私が絶対に正しい」と思っていたことが、実は自分のためにも、相手のためにもなってなく、それどころか自分が状況を悪くしている張本人だと突きつけられるような感覚になるから。

良かれと思っていた「子どもたちは間違っている(できていない)から、私がきちんとしつけなければダメになる」「きちんとしつけが出来ない私は母親として失格だ」こんな考えが、実はすべて悪い方向へと作用するものだった。。。。

それを認めることは、自分自身の存在そのものを否定されたように脳が感じるので、全力で抵抗します。

自分への優しさと赦し

ジャッジメントをしていた自分をさらにジャッジしてダメな自分となると、もうネガティブの無限ループにハマります。

一人でやると危険なのは、この無限ループにハマって自己嫌悪から抜けられず、ジャッジメントに気がつく前よりも、さらにどんよりとした気分に陥ることがあるから。

そうならないためにも必ずライフコーチなどのプロのサポートを受けてください。

だからこそこのワークには、ジャッジメントをしている自分を認めて赦すセルフコンパッション&赦しが大切になってきます。

ジャッジメントは無くならない

そもそも人はなぜジャッジメントをするかというと、本能だから。自分が今、危険か安全かを瞬時に判断する能力です。

野生の中で生活している間はよかったです。でも現代社会のように直接の身の危険ではないときも、不快感や不安を感じると、体と脳はあたかも身が危険を感じるような反応を引き起こします。

それがジャッジメントのもとなので、無くなることはないです。

ジャッジメントはあなたを隔離する

私も先日メンターとこのジャッジメントと赦しのワークをしていました。その時の話はこちらの記事です。

結局ジャッジをしても赦すなら、ジャッジをしてもいいの?」とメンターコーチに聞いた時の返事が

ジャッジメントはあなたを孤独にする。どんどん距離ができるわよ」です。

例えば、自分へのダメ出し、自分へのジャッジメントが強いと、自己乖離が起きて、どんどん本当の自分が見えなくなってしまう。

本来の自分から離れていく。

子どもをジャッジしていると、子どもとの心の距離は離れるばかり。本当の子供の姿は見えなくなってしまう。

親に対するジャッジメント、配偶者に対するジャッジメント、お客様に対するジャッジメント。

あなた自身がどんどん周りから遠くに離れていく。

本当は、子どものためを思っているのに、ジャッジメントがあると「条件付きの愛」となる。

せっかく夢や理想を持っても、自分へのジャッジメントがあると可能性が見えなくなり、本来の自分がいなくなってしまう。

本当は、心から子供のことが好きなのに。子どものことを誰よりもおもっているのに。自分自身にも幸せを感じたいのに。

それはとても悲しいと思いませんか?

賢者の5つのパワーを引き出す

では、ジャッジが出てきたときにはどうするか?というと、安心してください。ちゃんとあなたの中にもジャッジだけでなく「賢者」がいます。

この賢者の声を聞き取るようにします。それは、まるでラジオで電波派を調整するのに似ています。

この賢者の声というコンセプトは、ジャッジのちからを弱めるためのもの。スタンフォード大学で超人気講座をしていたライフコーチのシャザド・チャミン氏が提唱しているものです。

賢者の5つの偉大な力とは、
(1)大いなる好奇心と開かれた心をもって「探求」する力。
(2)自己や他人に共感をもって接し、いかなる状況にも「共感」をもてる力。
(3)新たな視点や独創的な解決法を生み出すべく「革新」する力。
(4)自己の奥底にある価値観や使命感に最もふさわしい「方向」を選んで進む力。
(5)妨害者のせいで悩んだりじゃまされたり注意散漫になったりすることなく、断固たる行動をとる「実行」の力。

詳しくは、心の中の「妨害者」に対抗する「賢者」の5つの力 Diamond Onlineをお読み下さい。

ジャッジをすることはなくなることはないけれど、少なくとも自分のジャッジメントには気がついて、赦して、ニュートラルな感覚でいたいと思います。

このジャッジメントの赦しのセッションを受けて、自分に対するジャッジメント、他者へのジャッジメントと向き合われたクライアント様は、「心の軽さが全然ちがいます」と顔色も明るくなっていかれます。

ジャッジメントに気づき赦し、賢者の声を聞く。その先に、本当の意味での自由があるので、ぜひ向き合う勇気のある方はジャッジメントのワークをして下さいね。

これを超えると、あなたが確実にバージョンアップします。

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この記事を書いた人

40代、50代のためのメンタルコーチ。後半の人生をより豊かに善く送るための方法を独自の視点でお伝えします。The Life Coach School 認定マスターライフコーチ。元遺伝子編集研究者の理系女子。コーチングは愛と勇気。

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